intime SORA 2 の購入のきっかけは、他にあまりない2つの大きな技術的特長を持っているところに大変興味深くかつ手ごろな価格で買えることにあった。ひとつは、オーツェイド社独自のセラミックツイータ「VST」で、もともとは超音波ソナーなどの技術を応用し超高域を再生できるドライバーを使っている。もう一つは歪みのない正確で自然な音を再現するというHDSS技術。こちらは他社(TBI Audio System） の技術のようだが、イヤホンに使ってるメーカー数少ないように思う。
・外観・装着感 ハウジングはステンレスで鏡面磨きされているので、装着していてもアクセサリーのようで高級感がある。価格のことを思うとこのことだけでもかなりのコスパである。ケーブルは取り外しできないがしっかりしていて耐久性もありそう。ステンレスなので軽いというわけではないが、コンパクトなので、耳にしっかり収まりイヤピースの材質が滑りにくいこともあり外れにくい。左右の識別はハウジングにL,Rの文字がいちお記されているが、装着したときのハウジング端部に凹みの加工があるので、触っただけでわかるようになっている。
・音質 高音域はこれぞ求めていた音！澄み切った空のよう。独自ツイーターのおかげと思われる。これまでに聴いたことがない高音の抜け感がある。バイオリンの高音が弱まることなく聴ける。オーケストラの弦楽器がいくつも重なった音も濁ることなくきれいに、ひとつひとつの楽器の音が聞こえてくるようである。バイオリンなどの弦楽器の高音好きにはたまらない。年齢を重ねてくると高音が聞き取りにくくなるといわれているが、アラフィフの私でもこの高音の気持ちよさが味わえる。刺さる限界のチューニングされているとのことだが、それを感じることができる。（逆に若い人だと刺さってきこえるのかな？）高音だけでなく、中域から低域にかけても非常にクリアに聞こえる。HDSSのおかげなのか全体を通して整然としている。数万円するイヤホンでも聞こえなかった音が聞こえるのは非常に驚いた！
・同梱内容 本体、取扱説明書の他にイヤピース（アコースチューン社製で (S,M-,M,L)）、イヤフック、本革のコードリールが付いている。コードリールはケーブルの断線を防ぐために、スマホやプレーやに巻き付けるのでなく、きちんとまとめて止めて保管してほしいとの思いがあるよう。（youtubeの動画で社長がコメントしていた。）
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・まとめ 他社にはない独自の技術、それにともなった高音質、同梱物の内容、それぞれ別に見てもこの価格でいいの？というくらいコストパフォーマンスのイヤホンである。とくにセラミックツイーターVSTの音は他では聞けないので是非聴いてほしい。特に高音好きにはたまらない。
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